干し芋の栄養成分

干し芋の栄養成分 干し芋の栄養・ダイエット

干し芋は、蒸したサツマイモを乾燥させた食品だから「栄養素が凝縮されていて健康的」「ダイエットにも最適だよ〜

なんて言われてますが、実際のところどんな栄養素がどのくらい含まれているのでしょうか?

干し芋の栄養成分(100gあたり)

成分名(干し芋100gあたり)
エネルギー277kcal
水分22.2g
たんぱく質3.1g
脂質0.6g
炭水化物71.9g
食物繊維5.9g
(水溶性食物繊維:2.4g)
(不溶性食物繊維:3.5g)
糖質66g
有機酸1.0g
灰分2.2g
ナトリウム18mg
カリウム980mg
カルシウム53mg
マグネシウム45mg
リン93mg
2.1mg
亜鉛0.5mg
0.3mg
マンガン0.4mg
ビタミンC9mg
ビタミンB10.19mg
ビタミンB20.08mg
ビタミンB60.41mg
ビタミンE α-トコフェロール1.3mg
ナイアシン1.6mg
ナイアシン当量2.4mg
葉酸13μg
パントテン酸1.35mg
参考元:日本食品標準成分表2020年版

干し芋の栄養成分ココに注意!

  • カロリー高め
  • 糖質高め
  • たんぱく質が少ない

干し芋は、カロリーは高め

干し芋のカロリーは、100gあたり277kcalあります。

お茶わん大盛り1杯ほどのカロリーがありますので、食べすぎ注意です。

ダイエット目的で干し芋を食べるなら、1日に2〜3切れが適量です。

干し芋は、糖質高め

干し芋の糖質は、100g中 66gあります。

お茶わん一杯分(150g)の糖質量53.4gより多いので、食べすぎると糖質の摂りすぎにつながります。

干し芋は、たんぱく質が少ない

干し芋に含まれる たんぱく質は、100g中 3.1gと少なめです。

筋トレに干し芋を!とお考えなら、干し芋は筋トレ時のエネルギーとして活用し、たんぱく質はプロテイン等で補ったほうがよいです。

干し芋の栄養成分ココが優れている!

  • GI値が低い
  • 食物繊維が豊富
  • 不足しがちなミネラルが豊富
  • 脂質が少ない

GI値が低い

干し芋は、GI値が低い食品です。GIとは、食後血糖値の上昇度を示す指数のこと。

低GI食品は血糖値の上昇を穏やかにするほか、腹持ちも良いです。そのため、干し芋はダイエットに適した食品として良くとりあげられています。

食物繊維が豊富

干し芋100g中に含まれる食物繊維は5.9gと豊富。うち、水溶性食物繊維が2.4g。不溶性食物繊維が3.5gあります。

水溶性食物繊維は、腸内環境を整える作用があります。また食物成分の吸収速度をゆるやかにするため、過食による肥満防止にもつながります。

不溶性食物繊維は、水分を吸収して かさが増えることにより、排便の量や頻度を促します。

不足しがちなミネラルが豊富

干し芋には、カリウム・カルシウム・鉄の不足しがちなミネラルが豊富に含まれます。

カリウムは、血圧を正常に保ってくれる働き。カルシウムは、歯や骨をつくる働き。鉄は、全身に酸素を運ぶ働きがあります。

脂質が少ない

干し芋100gに含まれる脂質は、0.6gと少ないです。

脂質は体にとって欠かせない三大栄養素の1つですが、摂り過ぎると肥満の原因にもなります。

そういった意味でも、干し芋はダイエット向きの食品と言えます。

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