使用する材料・道具
蒸し器を使った干し芋の作り方
- STEP1サツマイモを冷蔵庫の野菜室で熟成
- STEP2サツマイモを水洗いする
- STEP3蒸し器に水を入れる
- STEP4蒸し器にサツマイモを入れる
- STEP5強火にかける
- STEP6沸騰したら中火にする
- STEP7蒸し上がり状態を確認する
- STEP8サツマイモの両端をカットする
- STEP9皮をむく
- STEP10エッグスライサーで平切りにする
- STEP11水切りカゴにスライスした干し芋を並べる
- STEP12天日干し or 部屋干しする
- STEP13取り込んで完成
STEP1:サツマイモを冷蔵庫の野菜室で熟成
8〜10℃の野菜室で2週間ほど熟成。
サツマイモは、低温貯蔵すると甘くなります。
ご家庭で低温貯蔵するのに適した場所が、冷蔵庫の野菜室です。
貯蔵する際は、温湿計を使って野菜室の温度を管理しましょう。
温度が低い場合は、新聞紙で包むなどして調整してください。
STEP2:サツマイモを水洗いする
サツマイモを水洗いします。
STEP3:蒸し器に水を入れる
ステンレス2段蒸し器 26cm。
これに水を入れていきます。
水の量は1L〜1.5Lくらいが目安。
STEP4:蒸し器にサツマイモを入れる
蒸し器の中へサツマイモを入れます。
STEP5:強火にかける
強火にかけていきます。
STEP6:沸騰したら中火にする
沸騰して蒸気が出てきたら中火に。
1時間くらい蒸していきます。
STEP7:蒸し上がり状態を確認する
1時間ほど蒸したら、ようじ・竹串をサツマイモの中心部まで刺してみましょう。
スゥ〜っと抵抗なく入るようなら取り出します。
もし「少し硬いなぁ〜」と感じたら、5〜10分追加で蒸していきましょう。
STEP8:サツマイモの両端をカットする
サツマイモの両端を包丁でカットします。
蒸したてのサツマイモは熱々なので、手袋を二重に装着しましょう。
STEP9:皮をむく
フォークを使って、サツマイモの皮をむいていきます。
冷めてしまうと皮がむきにくくなるので、熱々のうちに皮をむきましょう。
ダイソーの「クリーンヘラ」を使うとキレイにむけます。
表面がツルツルになるまで削ぎ落とすと、キレイな干し芋に仕上がります。
STEP10:エッグスライサーで平切りにする
エッグスライサーを使うと、ちょうど良い厚さ&均等にカットできます。
細長いサツマイモや曲がったサツマイモは崩れやすいので、サツマイモ本体をしっかり持ってゆっくりカットしていきましょう。
STEP11:水切りカゴにスライスした干し芋を並べる
カットしたサツマイモを、水切りカゴに並べます。
ちなみにこの水切りカゴは、ダイソーで買いました。(110円)
STEP12:天日干し or 部屋干しする
水切りカゴごと、干し網の中にいれ干していきます。
干す期間は、3〜7日が目安です。
室内干しする場合は、扇風機で風をあて室内の窓を少しあけてください。
空気の流れを作ることで、カビの発生を防げるうえ早く乾きます。
STEP13:取り込んで完成
干し芋の完成です。
自分好みの硬さ、作りたての新鮮な干し芋を食べられます。
作り方のポイント・コツ・注意点
作る前にサツマイモを低温貯蔵する
甘味の凝縮した干し芋を作るうえで、一番大切なのがサツマイモの低温貯蔵です。
サツマイモは、腐らないギリギリの低温で貯蔵することで甘味が増すからです。
一般に流通しているサツマイモは、腐らないよう13〜15℃で貯蔵したものが多いです。そのため、十分な甘味が出てない可能性があります。
サツマイモそのものに甘味がないと、いくらじっくり蒸しても、天日干しをしても甘い干し芋になりません。
ですので、干し芋を作る2週間くらい前にサツマイモを8〜10℃くらいの低温で貯蔵しておきましょう。
適した場所は、冷蔵庫の野菜室です。貯蔵する前に温湿度計を使って温度と湿度をはかっておきましょう。
温度は8〜10℃。湿度は50%以上。
温度が低い場合は、新聞紙やタオルを巻くなどして冷えすぎないようにしましょう。
湿度が低い場合は、濡れタオルを置くなどして湿度を調整しましょう。
蒸しあがったら冷めないうちに皮をむく
サツマイモが蒸し上がったら、熱々のうちに皮をむきましょう。
冷めてからだと、皮がくっついてむきづらくなってしまうからです。
手袋を二重に装着すると、熱々のサツマイモでも手で持つことができます。
見た目のキレイな干し芋に仕上げたいなら、サツマイモ本体がツルツルになるまで実を削ぎ落としましょう。
蒸す際の水を多めに入れる
蒸し器を使う場合は、水を多めに入れましょう。
炊飯器を使った場合より、水の蒸発量が多くなるからです。