干し芋づくりで失敗する原因ワースト5!

干し芋づくりで失敗する原因ワースト5 干し芋の作り方

You Tubeとかで説明されてるどおりに干し芋を作ってみたけど、上手くできなかった…。

  • なぜ?
  • 何が悪かったの?
  • やっぱり自宅じゃ無理なの?
がっかりしている女性

と、しょんぼりしているあなた。なぜ失敗したのか?それには、必ず原因があります!

今回こちらでは、干し芋づくりで何度も失敗してきた私が 干し芋づくりで失敗する原因ワースト5を紹介していきます。

これを見れば、干し芋づくりで失敗することがなくなりますよ。

↓動画で見るならコチラ

干し芋作りで失敗する原因ワースト5

では、ワースト5から順番に紹介していきましょう。

ワースト5:湿気が多いときに干した

干し芋作りで失敗する原因ワースト5

湿気が多いときに干すと、芋が黒っぽくなります。味に影響はないのですが、見栄えが悪いので、ちょっと残念な干し芋になってしまいます。

解決策はコレ!

  • 空気が乾燥する12月〜2月に作る
  • 晴天が続く日に作る
  • 室内干しするときは、扇風機を使って湿気がたまらないようにする
  • 食品用脱水シートを使って表面の水分を取り除いてから干す
参考記事

⇒室内干しで出来る!甘い干し芋の作り方

ワースト4:薄く切りすぎた

干し芋作りで失敗する原因ワースト4

薄く切りすぎると、パサパサ食感の味気ない干し芋になってしまいます。しっとり甘〜い干し芋にするには、若干厚めに切るのがポイントです。

解決策はコレ!

厚さ1cmくらいに切って干す。

1cmだと厚いのでは?と思われるかもですが、乾燥すると2割くらい小さくなるのでちょうど良い厚さになります。

ワースト3:干し芋向きじゃない品種を選んだ

干し芋作りで失敗する原因ワースト3

干し芋向きじゃないサツマイモの品種があります。

そういった品種で干し芋を作ってしまうと、甘みが少なかったり、しっとり感が少なかったりします。

干し芋づくりにおすすめしない代表的な品種は、鳴門金時・紅あずま・紅さつまなどのホクホク系と呼ばれるサツマイモです。

解決策はコレ!

「紅はるか」という品種を使っておけば間違いないです。

紅はるかは

  • 貯蔵後の糖化(甘くなる)が早い
  • 干し芋にしたときの色が鮮やか
  • 食感がしっとりしている
  • シロタの発生が少ない
  • 甘みが強い
  • 売っているところが多い

という特長があります。市販の干し芋で一番よく使われてるのが、この紅はるかです。

ワースト2:品質の悪い芋を選んだ

干し芋作りで失敗する原因ワースト2

干し芋づくりに良いとされる条件を満たしていても、芋の品質自体が悪ければ良い干し芋になりません。

「皮の色ツヤがよく、クボミの少ない芋がいいですよ。」なんて言われてますが、そういった芋でも栽培中の水分不足などによって味が悪くなっている芋もあります。

つまりハズレの芋。

ただ、外観から品質がよく甘みが十分あるサツマイモを選ぶのは正直無理です。

では、どうすればよいのか?

解決策はコレ!

  • 特定の農家さんの芋を選ぶ
  • 特定のブランドの芋を選ぶ
  • ネット上で評判のよい芋を選ぶ

品質の良いサツマイモを選ぶには、誰が作った芋か。生産者やブランドで選ぶのが無難です。

ワースト1:芋が熟成されてなかった

干し芋作りで失敗する原因ワースト1

サツマイモは、収穫後に一定期間貯蔵することで甘みが増し食感もよくなります。

貯蔵期間が短かったり、貯蔵温度が適正でなかった場合、芋の熟成が不十分で甘みが少なくボソボソっとした食感の干し芋になってしまいます。

いくら品質の良いサツマイモでも、熟成されてなければ、じっくり蒸しても干し方に気をつけても、美味しい干し芋にはなりません。

解決策はコレ!

  • 熟成1ヶ月以上のサツマイモを購入する
  • 購入したサツマイモを自分で熟成させる

自分で熟成させるには、冷蔵庫の野菜室での貯蔵がおすすめ。1本ずつ新聞紙に包み2週間くらい貯蔵することで、甘みや食感が増します。

ただし、野菜室の気温が低すぎると低温障害を起こして腐るので事前に温度・湿度をはかってから貯蔵するようにしてください。

私がこれまで野菜室の貯蔵で上手くいった温度は8〜10℃です。

湿度に関しては、新聞紙に包んでおけば大丈夫だと思いますが、念のため濡れタオルを置いて湿度80%以上になるようにしておくと安心です。

干し芋づくりで失敗する一番の原因は、熟成されてない芋を使ったこと!

熟成されてないサツマイモを蒸したところ

干し芋づくりの失敗原因で一番多いのが、熟成されていない芋を使ったことです。

熟成されてないと、芋の中のでん粉の糖化が進んでおらず、甘みの弱い芋になってしまいます。

こうした熟成不足の芋は、たとえ2〜3時間蒸しても甘くなりません。蒸してしまったら、もう手遅れ。失敗確定です。

ちなみに熟成不足の芋は、中がマダラ模様だったり白っぽかったりします。(紅はるかの場合)

熟成された紅はるかを蒸して先端をカットしたところ

逆に熟成されている芋は、中が濃い黄色になっていることが多いです。(紅はるかの場合)上記写真を参考。

失敗を避けたいなら、熟成紅はるかを購入するのが無難

干し芋づくりで失敗を避けたいなら、すでに熟成されている紅はるかを購入するのが無難です。

熟成されていれば、干し芋づくりの8割は成功と言っても過言ではありません。

蒸し方・切り方・干し方は、最後の一振りみたいなもんです。

しっとり甘くて美味しい干し芋を自宅で作るなら、まずは原料の芋にこだわりましょう。

⇒熟成紅はるかをポケマルで探す

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