スーパーで購入したサツマイモを自宅で追熟して甘くする方法

スーパーで買ったサツマイモを自宅で追熟する方法 干し芋の作り方

スーパーに売ってるサツマイモは、熟成して甘くなっているとは限りません。

なので、そのまま使っても 甘い干し芋が出来ないことがあります。

そこでこの記事では、自宅でサツマイモを追熟。サツマイモの甘みを十分に引き出す方法を紹介します。

まずは、ビニール袋から取り出す

ビニール袋に入った紅はるか
ビニール袋から取り出した紅はるか

通気性をよくするため、ビニール袋から取り出します。

新聞紙で1本ずつ包む

サツマイモを新聞紙で包むところ
新聞紙に包んだ3本のさつまいも

傷をつけないため、乾燥しすぎないために1本ずつ新聞紙でサツマイモ包みます。

冬は冷暗所、夏は冷蔵庫の野菜室に入れて2週間貯蔵する

冷蔵庫の野菜室に入れたサツマイモ

冬は冷暗所。夏は冷蔵庫の野菜室に入れて、2週間ほど置きます。

  • 貯蔵時の気温:9〜11℃
  • 貯蔵時の湿度:90〜95%

このとき、注意しておきたいのが気温です。

温かすぎると糖化が進まず甘くなりません。逆に低すぎると腐ってしまいます。

なので、貯蔵前は必ず温湿度計等で気温をはかってから行ってください。

もし 貯蔵場所の気温が8℃以下の場合は、新聞紙を厚め巻く タオルを巻くなどして、温度調整しましょう。

低温貯蔵すると甘くなる理由

蒸したサツマイモの糖度をはかったところ

さつまいもの貯蔵適温は13℃前後と言われてます。ただ、それよりも低い温度で貯蔵することで糖化が早く進んで甘くなるんです。

私の経験から言うと、9〜11℃が良いと感じています。

その根拠となるのがこちら。

土の中に埋めて1ヶ月以上貯蔵したさつまいも

私の実家では、倉庫に収まらなかった収穫後のサツマイモを、土の中に埋めて1ヶ月以上貯蔵しています。

土の中は、サツマイモの貯蔵に適した13℃ほど。

でも、1ヶ月以上貯蔵したはずなのに甘さがイマイチなんですよね。

その芋を蒸して干し芋にしても、やっぱり甘み不足。

そのことがわかってから、土の中から取り出したあと低温の倉庫で2週間ほど貯蔵するようにしました。

その結果、甘みがグン!と増したんです。

低温貯蔵は、やっぱり甘みを引き出すんだなぁと確信。

これを家庭の冷蔵庫の野菜室でも試したら、やっぱり甘くなりました。

気になったら、まずは1本だけで良いので試してみて。

蒸したあとのサツマイモ

低温でサツマイモを貯蔵すると、腐るリスクもあります。

なので、1本だけでも良いので低温で2週間ほど貯蔵してみてください。

うまくいけば、ハチミツのような濃厚な甘みのあるサツマイモに変身するかもしれませんよ。

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