自宅で干し芋を作りたいけど
- 外の空気が汚れている
- 外に干せない
- 外に干したくない
- 衛生的な干し芋を作りたい
という方のための 干し芋の作り方を紹介します。
室内干しで甘い干し芋を作るには、この2つがキモになる

1つ目は、食品用脱水シート「オカモト ピチット」です。
ピチットを使うと 旨味成分を残して水分だけ吸収してくれるので、旨味と甘みが凝縮されます。
また、乾燥時間の短縮にもなります。

2つ目は、扇風機です。
室内で干し芋を干すには、風の流れが重要です。
風の流れがないと、カビが発生しやすくなるからです。
9月中旬の暑さが残る日でも、扇風機を使えばカビの発生はおさえられますよ。
室内干しで出来る!干し芋の作り方


まずは、サツマイモを水洗いします。
今回使用したのはシルクスイート。紅はるかより甘みは若干劣りますが、
- しっとりなめらか
- 皮がむきやすい
- 色がキレイ
というメリットがあります。

蒸し器を使って蒸していきます。
水が沸騰するまでは強火。沸騰したら弱火にして、60分くらい蒸します。

60分蒸したら、竹串をさしてみてください。
奥までスゥ〜っと刺されば、取り出してOKです。

冷めないうちに、両端を切り落とします。

熱々のうちに皮をむいていきます。
皮をむく際は、ガーデン用手袋や軍手の上にキッチン用手袋をはめて二重装着するとヤケドしません。

ダイソーに売ってるクリーンヘラ(ミニ)を使うと、スイスイ皮がむけます。

均等の厚さにスライスします。

エッグスライサーを使うと、均一な薄さにスライスできますよ。
ちなみに、このエッグスライサーはダイソーで100円でした。

皮付きスティック状の干し芋を作りたい場合は、皮をむかず包丁で一口サイズのスティックにカットします。

食品用脱水シート「オカモト ピチット」をバット等に敷き、芋を並べていきます。

シートいっぱいに並べたら、上にもピチットを敷いていきます。

冷蔵庫の中で、24時間寝かせます。

こちらが、24時間寝かせた芋です。
水分が吸収され、干し芋らしくなってきました。
このまま食べても美味しいですよ。

水切りカゴ(ダイソーで100円)の中に、芋を並べていきます。
なぜ、水切りカゴへ?は次で説明しますね。

干し網(3段 45cm×45cm)の中へ、水切りカゴごと入れます。
こうすることで 干し網に芋が引っ付かないので衛生的&干し網の手入れがラクになります。
また、干し芋の裏返し作業や取り込み作業も 水切りカゴを取り出して行えるのでラクです。

扇風機の風を、干し芋にあてていきます。
この際、湿気がこもらないよう窓を少し開けておくのがポイントです。
もし窓を開けられない場合は、キッチンの換気扇をまわしておきましょう。
こうすることで、カビの発生を防げます。
扇風機の風を当て続ければ、最短8時間で干し芋が完成します。
室内干しで完成した干し芋がこちら

色鮮やか!しっとりなめらかな干し芋が完成しました。

半生ですが、甘みがあり美味しいです。

皮付きスティック状の干し芋は、少し分厚いので食べごたえがありますよ。
こちらも、しっとりなめらかで十分な甘みがありました。
今回使用したアイテムを紹介

食品用脱水シート「オカモト ピチット」

ステンレス製2段式蒸し器(IH対応)
3,480円

クリーンヘラ(ミニ)
100円

エッグスライサー
100円

水切りカゴ(34.5cm×25.5cm×8.5cm)
100円

3段式の干し網(45cm×45cmの3段)
水切りカゴが横に2つ並びます。
まとめ:室内干しで出来る!甘い干し芋の作り方
今回紹介した干し芋の作り方は、キッチン内で完成します。
外の空気が汚れていたり、虫や鳥の被害が気になる方は、ぜひこの方法で干し芋を作ってみてください。
熟成して甘みが増したサツマイモを使えば、甘くて美味しい干し芋が出来るはずですよ。
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